シリコンバレーで初めての本格的地鶏料理

10月にオープンした、オーガニック地鶏を使った料理専門店、「SUMIKA」。 シリコンバレーの中でも。。

 

サンフランシスコ、シリコンバレーには日本食が万延している。寿司、どんぶり、ラーメン屋は毎年次々とオープンし今や一般化している中、この10月に颯爽とオープンしたのが、オーガニックの地鶏を使った料理専門店、「SUMIKA」。 シリコンバレーの中でも高級住宅街に隣接し、決して目立った場所ではない、静かな町の風景の中にSUMIKAのネオンがマッチし、地元のアメリカ人には珍しいであろう"地鶏料理"とアットホームなサービスが今ブームを起こそうとしている。

オーナーの小沢邦子氏はレストランビジネスは今回が始めて。 「どうせ店をオープンするのなら、何か特徴があるお店にしたかった。」と同氏は味とサービスを徹底させることを心がけている。きっかけは浦和にある有名店、地鶏割烹料理、"たかせん"の料理長、丸山氏との出会いだった。 秋田産最高級地鶏、"比内地鶏"を使用したこのレストランとの小沢氏は昔ながらの家族の付き合いもある。店に通いつめるうち、小沢氏の心中には、「この美味しい地鶏の店がアメリカにもあれば良いな」という思いから次第にレストランビジネスへと構想が広がっていった。約2年の期間を経て、構想は実現プランへと進んだ。そしていよいろその地鶏屋をそっくりそのままアメリカへで再現させるという運びに至った。とはいっても、"たかせん"にとっては宝のシェフがアメリカに行くとあっては一大事。跡継ぎを育てアメリカに来るまでには約一年半の準備期間を要した。

お店に入ると同時に活気がある雰囲気が伝わってくる。「いらっしゃいっ」という響きはこの何年か聞いたことがない、元気で気持ちよい日本のサービスだ。全体で50席の店内はこじんまりしている中にも、全体が明るく感じるのは、中央にあるオープンキッチンなのだろう。ガラスごしにスモーークを上げ、こんがり焼き色をつけている美味しそうな焼き鳥やつくねの光景はダイニングスピリットを盛り上げてくれる。 店のライティングやテーブルの配置は団体や個人のバランスを取ってあり、特にライティングは料理が美味しく見えるような配慮が見られる。

さて、ここの自慢の鶏料理はただの焼き鳥屋ではない、"鶏料理"の専門。そのクオリティーにはこだわりがある。日本の"たかせん"を再現させるには食材が最大の決めてとなる。まず炭は日本産の備長炭を日本から輸入し、独特の香ばしいスモークの味わいを楽しめる。しかしさすがに地鶏や卵は日本からアメリカに輸入ができないだめ、オーナー、シェフ自ら選び抜いた国産、ローカル.オーガニックで一番美味しい上肉を使用、料理によってはさらに部位を限定している。厳選された地鶏はそれぞれの料理の種類で、またシーズンにより特徴を活かされている。人気メニューのひとつである親子丼($12)は、卵も厳選してあるため、素朴ながらも価値がある一品。そのほかお店からのオススメはオーガニック地鶏のから揚げ($7)、水炊き鍋($23~ 一人分/二人より)、で、冬のシーズンには特に鍋物に人気が集中するようだ。 冬季には人気の鍋のコース($35~$66)水炊きが主で最後に雑炊や稲庭うどんまでサービスされる。 食感はそれぞれの料理によるが、鍋物は鶏肉のスジまで柔らかく、野菜との脂の絡みがよく、ビールやお酒と良くあう。

 

キッチンを担当する三人の熟練したシェフ達はそれぞれ日本から来たとあって、キッチンでのコミュニケーションやテンポの良さが伺える。サービスをするウェーター達も皆日本人というのはアメリカのレストランには珍しく、味もサービスもオーナーが目指す100%の日本を楽しめる。これからの目標は, SUMIKAを"地鶏ブランド"化し、まずはベイエリアで広げることだという。全米展開の可能性を訪ねたところ、クオリティーを落とさないためには、目が届く範囲内で店舗を拡張するのが大切だという。

   

食事で満足した後のデザートもまた最高。こんな優雅な気持ちになれるのは久しぶり!!

私評価: ★★★★

予算$40 ~

Diner Only

宴会メニューは3日前まで予約要

お店インフォ

SUMIKA

236 Central Plaza

Los Altos, CA 94022

(650)917-1822

http://www.sumikagrill.com