15年ぶりに乗ったユーロレイルは目覚しい発展を遂げていた。10年来の友と、涙の別れを交わした後、ホームに入ってきたのは、新幹線もどきルックスのこれそユーロレイルが誇るIC。1stクラスに乗り込んだ私をとても心地よいシートが待ち受けてくれてた。

 

15年ぶりに乗ったユーロレイルは目覚しい発展を遂げていた。10年来の友と、涙の別れを交わした後、ホームに入ってきたのは、新幹線もどきルックスのこれそユーロレイルが誇るIC。1stクラスに乗り込んだ私をとても心地よいシートが待ち受けてくれてた。Ipodも持たず長時間電車に乗るのはさぞ退屈だろうと懸念していたところ、その心配には全く及ばなかった。ラジオはシートについているし、なんといってもコンピュータがつなげるアウトレット(電源を入れるコンセント)まで常備されている。旅日記を書く私にとっては、まるでお年玉をもらったようにうれしい設備である。 近くに座っていたロバートデニーロ似のおじさん(又はお兄さん)がいろいろなシステムを教えてくれた。なんて居心地がいいんだろう。音楽あり、コンピュータあり、景色あり。駅で買ったコーヒーとクロワッサンも最高においしかったし、昨日ファーマーズマーケットで買ったトマトは信じられないくらい甘くておいしかった。これぞ理想のヨーロッパ旅行と自負する。

 

昨日から続いた雨も電車が走るごとに上がってきて、オランダとドイツをつなぐ、緑多き田園風景がとても旅の情緒を盛り上げてくれた。このIC電車は2等クラスも結構きれいで設備も整い、16年前の汚くて汗臭さい奇妙な若者で溢れていた2等クラスとは大違いだ。さらにカフェやインターネットができる個室などもあり、今や電車の中でなんでも出来る時代いなったんだとびっくりした。

 

オランダのS-Hertogenbosch駅からハノーバーまでは1回乗り換えで約6時間。乗換駅のコルンで降りると、待ってましたというように店店店!サンドイッチ、ハンバーガーお弁当!まで。なんと寿司コーナーもこの駅の中に入っている。SUBWAYやマック、バーキンなども並ぶ並ぶ、まるでインターナショナルなファーストフードが全て揃っているようだった。またコーヒーを飲む為、スタバの長い列に並んだ。別にどこでも良かったのだが、スタバのテラスからコルンの象徴でもある有名な「DUM」のまん前だったので、眺めながら20分ほど休憩をしようという作戦。オランダではコーヒーを注文してもクリームはあるが、ミルクは置いてなかった。さらに「ソイミルク」というと「は???」という顔をされたり、「そんなもの無いよ」と笑われたりされた。が、さすが、アメリカのコーヒーショップ。すべてアメリカと同じ条件だった。「ソイミルク」というとサッと出てきた。ショートで1.50ユーロ($2.10くらい)。悪くない。

 

どうも不思議なのは、国が違うとは言え、国境は隣町同士なのに、ドイツに入った瞬間に皆ドイツ語を喋っているのに気がつく。オランダでは皆「ダッチ」を喋っていて英語で答えると、皆英語に直してくれた。しかもイタリアとスペインのように似たような言葉でなく、隣町同士の人の言葉が通じないのだから。とても不思議な気がした。そしてもう一つ不思議だったのは、国境を越えてもパスポートなど見に来る人もいなかった。電車で国境を越えても、飛行機で越えても、異国民であることに変わりは無いのに、それも不思議である。

 

そしてつくづく思うのは、飛行機に比べ電車旅行はなんと楽なことか。待ち時間も無し、ラゲージの心配も要らない。景色を見てても飽きないし、無駄な時間がほとんどない。食べ物はプラットフォームにも車内にもあるので、長時間の電車でも便利だし疲れ方が全く違う。

 

可愛い景色を眺めながら、すっかりリビングルームに居る様にリラックスしてしまった。もうすぐハノーバーに着く。久しぶりに会う友達の生活ぶりが見ることできる。旅の楽しみはこれから。まだまだ続く。