Travels

Amsterdam

昔からあこがれた、運河の町 アムステルダム。15年前の旅の時は余裕がなく、駅前にラリッた若者がたまり、そのあたりは暗くて汚いイメージしかなかった。それからずいぶん大人になった私に今回はどんな印象を与えてくれるのだろう。 DAY2 AMSTERDAM ホテルにチェックインしたのは、家をでてから23時間後のことだった。ホステルに泊まるのも15年ぶりで、まるでハンモックのようにブラリンとUを描いているベットにたどり着くなり、意識を失ってしまった。目が覚めたのは現地時間の6時半。約2時間昼寝をしたので、ちょと頭がすっきりした。すると突然男が部屋に入ってきた。私は間違えたのかとおもって、「この部屋ですか?」と聞くと、そうだと答えた。フロントに「男が部屋にいた」というと、当たり前のような顔をして「男も女も皆一緒の部屋だよ」と言われた。え~!男もいっしょ?? どうやって着替えるんだろ、どうやってシャワーするんだろと悩んだ挙句、考えても仕方が無いことに気がつく。 1819176804_1e746aea81_b 着替えて町を歩き始める。思ったよりも随分寒い。一度出かけたものの厚手のジャケットが必要と気がつき、またホステルに引き返した。雨上がりとはいえ、気温はまだ9月の終わりなのに9度くらいしかない。息はまだ白くなかったけど、手袋があればいいなという寒さだ。 外に出るとすぐ向かいが「ミュージアム スクエア」になっていて、新鮮な緑が目に飛び込み、その奥にあるミュージアムの歴史的建物が美しい。この緑の芝生と色づき始めた木々とレンガ造りのビルとのコントラストは絵になるというか、ビルが古ければ古いほど美しく映る。さらい歩くと歌カナル(運河)が何層にもなっていて、その運河沿いのデュプレックスの赤いビルたちが背の高さを並べて連なっている。まるで町全体がラザニアのように運河と道路が繰り返されている。自転車に乗っている人口が多い為、歩くのも楽でない。いつも注意をしていないと、どこから自転車が来るか分からないので、何度も危ない目にあった。 1819075339_52997c467b_b ホステルの人から教えてもらったカフェやレストランが沢山ある場所はいかにもという観光客の通りだった。皆表に看板を出して観光客の取り合いに精を出している。だんだんおなかがすいてきて、気がついたらもうすでに2時間もレストランを探していて、頭もボーとしてきた。一度入りかけた小さくてコージーなレストランが見つかったが、その場所がどこにあるか検討がつかないくらい歩いていたので、とりあえず暗くなったことだし、ホステルの近くで見つけようと判断。そのまままたテクテク歩き、ホステルの近くにやっと入りたい店を発見。イタリアンだが、コージーでオープンだった。イタリアン多パスの店でどうもアムステルダムでは「タパス」が流行っているよう。そこで頼んだのは、スピナッチとチーズのタパスとずっと歩きながら食べたいものを想像していたトマトスープ。このスープはアタリで、アメリカでは絶対に食べられない濃厚なイタリアのトマトスープだった。雰囲気もよく急に機嫌がよくなった。 そこに子猫が現れ、私のひざにのりはしゃぎ始めた。私の食事が終わるまで良い友達でいてくれて、最後は横に座り寝ていた。 1818323325_34e64c96fd_b DAY3   昨日の夜、最後に時間を聞いた時は11時半だった。それから人が何回も出たり入ったりするドアの音を聞いていたが、ほとんど熟睡状態で、こんなに寝心地が悪いベット(枕は大きくて心地よかったが)にもかかわらず目が覚めたら朝の9時だった。「しまった!朝食を見逃してしまう!!」と寝たそのままの格好でキッチンに降りていった。よかった。まだ間に合った。あったのはトースト、オレンジジュース、コーヒーで私の好きなパンのはしが沢山残っていたので、うれしくなった。いつもは朝食はほとんど食べないのに、入るわ入るわ、私の胃。ただトーストとバターとジャムなのにいままで食べたトーストで一番おいしく感じた。 昨日の夕方歩いたミュージアムスクエアを再び歩く。今日は天気が良く緑が一層まぶしく見える。Van Gothミュージアムに行く。ここは人気のミュージアムらしく、すごい人で溢れていた。しかしアムステルダムにあるこのミュージアムはゴッホの傑作がほとんど展示してあるため、彼のストロークの力強さやスピリットが手に取るように伝わってくる。本当に彼は素晴らしいアーティストでありデザイナーでもあると感じた。   行きの飛行機で読んだ機内誌がたまたまアムステルダムの特集だったこともあり、その紹介してあった場所が私の好みにピッタリのローカルな場所だったので、マガジンの記事をそのまま持っていた。昨日フロントに「観光客が来ない個性的な店やストリートを紹介して」と頼んだところ、この町で一番汚いストリートを紹介されたので、またまた失敗。 気を取り直してUnitedのマガジンの切れ端をもって歩いた。 今日の最初のストップはアンネフランクの家だったのだが、あまりに長蛇の列にうんざりして、スキップしローカルなカフェに行った。そのストリートは観光客がほとんどいない静かな通りで、古い建物が並ぶ運河沿いのストリートで私のテーマにもピッタリ合っていた。